第3部
斎藤&平井クロストーク「家族まるごと支援について考える」
ヤングケアラーがかかえている課題について当事者とともに理解を深めると同時に、「家族まるごと支援Whole Family Approach」の重要性と日本での具体化の課題を考えます。
<講演者>
■斎藤 真緒|Saito Mao
秋田県出身。立命館大学社会学研究科博士課程後期課程修了。博士(社会学)。立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー、立命館大学産業社会学部助教授、准教授を経て、現在同学部教授。2018年9月~2019年9月までシェフィールド大学。男性介護者と支援者のネットワーク副代表、子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト発起人。the Centre of International Research on Care, Labour and Equalities客員研究員。11歳のダウン症児の母親。
■平井 登威|Hirai Toi
関西大学4年生(休学中)、精神疾患の親をもつ25歳以下のサポートを行うNPO法人CoCoTELI代表
幼稚園の年長時に自身の父親かうつ病になり様々な悩みを持っていた経験からCoCoTELIでの活動を始める。精神疾患をもつ本人もその家族も生きやすい社会を実現するために日々奮闘中。