2023年8月19日に開催されました第5回ウェブセミナーがYouTubeで配信されました。
テーマは【ヤングケアラー・若者ケアラーの人生を考える-生涯発達心理学の視点から-】です。
第1部
きょうだいの経験と居場所
【講演者】かるがも~学生きょうだい児の会~・運営メンバー・山田帆南美氏、出原幹大氏
きょうだいとしてのご経験やきょうだい児の会の運営の視点から、きょうだいの思い、きょうだい会の意義や居場所について、具体的な事例も交えてご講演いただきました。
第2部
生涯発達心理学から考えるきょうだいの人生とピアサポート
【講演者】佛教大学教育学部・准教授・渡邉照美
生涯発達心理学のエリクソンの心理社会的発達課題に基づき、きょうだいの人生について説明し、ピアサポートの必要性と課題についてご講演いただきました。
カテゴリー: news
第4回ウェブセミナー配信のお知らせ
2023年7月29日に開催されました第4回ウェブセミナーがYouTubeで配信されました。
・テーマ
家族の介護役割を担う子どもたちへの支援とは―養護教諭の立場から
大人が担うべき家事や家族ケアを担っているヤングケアラーの存在は、子どもの権利が守られていない問題として、現在注目されています。厚生労働省が2022年に小学6年生を対象に実施した実態調査では、「世話をしている家族がいる」と答えた小学生は約15人に1人にのぼり、小学生にも一定数のヤングケアラーがいることが明らかになりました。ヤングケアラーは本人や家族が自覚していないこともあり表面化しにくく、発見されにくいことが課題です。
日頃から子どもたちに健康の側面から関わりをもつ養護教諭は、教育現場において心と身体の両面から関わり、健康相談を通し児童の変化に気づきやすい立場にあります。しかし、ヤングケアラーの発見やその後の対応に苦慮している養護教諭が多いのではないでしょうか。
養護教諭は、ヤングケアラーの状態にある子どもたちをできる限り早期に発見し、適切な対応をするために、どのような視点をもち、どのような対応をすればよいのかを皆さんで検討したいと思います。
第6回ウェブセミナーの申し込み受付中です。
[第6回ウェブセミナー]
9月24日(日)17:00~19:00に開催される第6回ウェブセミナーの申し込み受付中です。
テーマは【ヤングケアラーと家族まるごと支援】
第1部
「ヤングケアラーの現状と支援の視点」
【講演者】立命館産業産業社会学部教授・斎藤 真緒氏
子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト(YCARP)の活動から、子ども・若者ケアラーの現状ととらえ方について考えます。
また、支援の視点として「家族まるごと支援Whole Family Approach」を紹介します。
第2部
「精神疾患の親を持つ子どものきもち」
【講演者】
精神疾患の親をもつ25歳以下のサポートを行うNPO法人CoCoTELI代表・平井 登威氏
精神疾患の親をもつ子ども当事者の立場から、ヤングケアラーの現状や支援に必要な視点を考えます。
当事者を支援する団体CoCoTElの活動も紹介します。
第3部
斎藤&平井クロストーク
「家族まるごと支援について考える」
ヤングケアラーがかかえている課題について当事者とともに理解を深めると同時に、「家族まるごと支援Whole Family Approach」の重要性と日本での具体化の課題を考えます。
※事前申し込みが必要です。下記のURLのウェブセミナーページから該当セミナーの参加申込ボタンよりお申し込みください。
【8月おしゃべりピアサロン~きょうだい(18歳未満)クラス~】
2023年8月6日(日)14時~16時 おしゃべりピアサロン~きょうだいクラス(18歳未満)~が開催されます。
同居するご兄弟・姉妹に障害または慢性疾患がある方同士が、「きょうだい」という同じ立場同士として、オンライン上でおしゃべりを楽しむ会です。
きょうだい支援の専門家が参加し、コミュニケーションを支援いたします。
参加されるごきょうだいたちは、これまでの経験で感じてきたこと、現在感じていることや悩み、将来への不安等、気軽にそして自由におしゃべりをしながら、同じ立場の子どもたちと気持ちや悩みの共有をしたり、情報交換を行ったりします。
同じ立場のケアラーと出会いたい、話してみたいと思われる方のご参加を心よりお待ちしています。
対象:同居するご兄弟・姉妹に障害または慢性疾患がある方(障害や疾患の種別は不問です)
定員:各回6〜7名程度
方法:ZOOMを用いた2時間30分のグループ対話。
留意事項:本クラスは文部科学省助成事業『科学研究費補助金基盤研究(A)家族のエンパワメントを促進するリモートケアシステムの構築』の支援を受け遂行します。
・本クラスに参加したきょうだいの率直な意見や感想を訊くために、ピアサロン終了後に30分程度のインタビューをさせていただきます。ご協力ください。
・インタビューしたデータは個人を全く特定できないように処理した上で報告書や学術学会等で公表します。
【8月家族エンパワメントプログラム】
『家族エンパワメントプログラム』は、障害や病気(種別は問いません)をお持ちのお子さんを育てている保護者の方にお集まりいただき、全4回のグループワークを通じて、周りの協力を得ながら上手に生活を整える力をつけていくプログラムです。
土曜の午後、貴重なワークを中心に日本全国の保護者の方たちとおしゃべりをしながらこれからの力をつけていきましょう♪
—————————————— 8月 参加者募集中!
参加はプロフィールのリンク(HP)から!
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☑土曜日、ZOOMオンラインワークショップ
☑対象者:障害のある小学生〜高校生のお子さまを育てている主たる養育者の方
☑本研究の共同研究者および研修を受けたサポーターがみなさまのプログラムを支援
☑無料
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全4回を通して1冊のテキストを使用します。 1回あたりのワークは約2時間です。(オンライン中は退出や休憩も常時可能です!) 本研究の共同研究者および研修を受けたサポーターがみなさまのプログラムを支援いたします。
★病気や障害をお持ちのお子さんの子育ての悩み
★現状認識、専門家のアドバイスで 自分自身を信じることから始めてみませんか?
• 総計 60 名以上の養育者による効果測定の結果
エビデンスの保証されたプログラムです
自分だけでなく思ってること共有したい方などゆっくりじっくりお話を聞きます!ぜひご参加ください。
◆お申込み/お問い合わせ先 ご登録やお申し込みは以下の HP よりお願いいたします。QR コードからも入れます。 家族のエンパワメントを促進するリモートケアシステムの構築 https://www.remotecare.jp/family-empowerment-program/ 上記 HP へ(QR コードまたは上の URL から)→説明を読む→一番下までスクロールする →家族エンパワメントプログラムを希望される方はこちら→をクリック→ケアラー登録→プログラムについて の案内が届きます。 お問い合わせ:フォームより https://www.remotecare.jp/contact/