科学研究費補助金基盤研究A 家族のエンパワメントを促進するリモートケアシステムの構築
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災害はいつおこるかわかりませんし、自分たちもいつ何時被災するかわかりません。災害とは、防災とは何か、医療的ケア児とその家族の災害時に必要な備えについて一緒に考えていきたいと思います。
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<講演者>
■市川 睦氏
茨城県立医療大学 保健医療学部看護学科 小児看護専門看護師
1997年~2020年まで、病院で看護師として勤務。そのうち15年は、障がいがある子どもとその家族に関わってきました。
医療的ケア児等が安心して地域で暮らすためには、平時の支援体制のみならず、災害時における適切な支援体制の構築が不可欠です。茨城県では、医療的ケア児支援センターを中心に、行政機関や医療・福祉関係者、地域住民との連携を強化しながら、災害時における医療的ケア児等の支援体制の充実を目指しています。
本題では、茨城県内における医療的ケア児等の災害時支援の現状と課題を整理し、医療的ケア児支援センターの役割を踏まえた今後の取り組みについて検討します。また、支援に必要な具体的な対策や地域全体での連携体制の強化について議論を深めることを目的としています。
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<講演者>
■恩智 敏夫氏
国立病院機構茨城東病院 療育指導室長
茨城県医療的ケア児支援センター 医療的ケア児コーディネーター
熊本学園大学社会福祉学部を卒業し、高等学校教諭(福祉)の資格を取得後、熊本県立高等学校で教育に携わりました。その後、国立病院機構で児童指導員としての経験を積み、新潟病院では神経難病支援に従事し、新潟県の補助事業巡回訪問に医師、看護師、理学療法士のスタッフと協力して在宅相談に応じました。千葉東病院(主任児童指導員)では、千葉県重症心身障害連絡協議会を通じて待機者リストの共有を行い、スムーズな施設移行の経験をしました。現在の茨城東病院(療育指導室室長)では、茨城県医療的ケア児支援センターが開設された際に、医療的ケア児の様々な相談に応じ、看護師、社会福祉士、保育士などのスタッフと協力して医療的ケア児の療育・教育支援や人材育成など幅広い活動を行っています。
当プロジェクトでは、社会からケアラーを孤立させないこと、ケアラーをエンパワメントすることを目指して、「私的」な空間からどこからでもアクセスできるリモートケアシステムを提供しています。
以下の機能を実装し、多様な出会いと学びの機会をお届けいたします。
<団体概要>
研究プロジェクト名称:家族のエンパワメントを促進するリモートケアシステムの構築
プロジェクト期間(年度):2022年〜2026年
代表:涌水理恵
事務局:茨城県つくば市天王台1-1-1筑波大学 発達支援看護学研究室 基盤研究A運営事務局
URL:https://www.remotecare.jp
■イベント内容に関するお問い合わせは下記までメールでご連絡ください。
remotecaresystem@gmail.com