科学研究費補助金基盤研究A 家族のエンパワメントを促進するリモートケアシステムの構築
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詳しい資料は、下記よりダウンロードください。
①養護教諭のヤングケアラーの認識と対応の実態調査からわかったこと 【辻京子・西岡かおり】
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②養護教諭のヤングケアラー対応に関する聞き取調査からわかったこと 【辻京子・西岡かおり】
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③事例検討によるヤングケアラーへの養護教諭の視点 【辻京子】
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④養護教諭の立場からヤングケアラー対応の役割 【森東美和】
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<講演者>
■辻 京子|Tsuji Kyoko
香川大学医学部看護学科 地域看護学 准教授。
■森東 美和|Morihigashi Miwa
徳島県 ・養護教諭。小中学校において25年間、養護教諭として活躍、徳島県小教研養護部会副部会長、徳島県小教研養護部会長を務める。
■西岡 かおり|Nishioka Kaori
四国大学生活科学部 人間生活科学科 教授。日本養護教諭養成大学協議会FD委員、日本養護教諭教育学会理事・編集委員を務める。
・テーマ
家族の介護役割を担う子どもたちへの支援とは―養護教諭の立場から
・講演の趣旨についての簡単な説明
大人が担うべき家事や家族ケアを担っているヤングケアラーの存在は、子どもの権利が守られていない問題として、現在注目されています。厚生労働省が2022年に小学6年生を対象に実施した実態調査では、「世話をしている家族がいる」と答えた小学生は約15人に1人にのぼり、小学生にも一定数のヤングケアラーがいることが明らかになりました。ヤングケアラーは本人や家族が自覚していないこともあり表面化しにくく、発見されにくいことが課題です。
日頃から子どもたちに健康の側面から関わりをもつ養護教諭は、教育現場において心と身体の両面から関わり、健康相談を通し児童の変化に気づきやすい立場にあります。しかし、ヤングケアラーの発見やその後の対応に苦慮している養護教諭が多いのではないでしょうか。
養護教諭は、ヤングケアラーの状態にある子どもたちをできる限り早期に発見し、適切な対応をするために、どのような視点をもち、どのような対応をすればよいのかを皆さんで検討したいと思います。
当プロジェクトでは、社会からケアラーを孤立させないこと、ケアラーをエンパワメントすることを目指して、「私的」な空間からどこからでもアクセスできるリモートケアシステムを提供しています。
以下の機能を実装し、多様な出会いと学びの機会をお届けいたします。
<団体概要>
研究プロジェクト名称:家族のエンパワメントを促進するリモートケアシステムの構築
プロジェクト期間(年度):2022年〜2026年
代表:涌水理恵
事務局:茨城県つくば市天王台1-1-1筑波大学 発達支援看護学研究室 基盤研究A運営事務局
URL:https://www.remotecare.jp
■イベント内容に関するお問い合わせは下記までメールでご連絡ください。
remotecaresystem@gmail.com